場づくり考5 アイドル、どーする

昨日のBlogの通り、ひょんなことから、
インドネシア、バンドゥンののローカルアイドル
Lumina Scarletのおひとりとつながってしまったのですが

はて、どうしたものか。
はてはて、どうしたいのか、私。

で、私、なぜ急にインドネシアの縁が?って
全然急ではないのです。

22歳の頃にインドネシアに1ヶ月行っているのです。
NICE日本国際ワークキャンプセンターからの派遣で
ボランティアで。

でですね、
行く前私、インドネシアのことを何も知らなくて
インドの隣かなぐらいの理解度だったのですが

まぁ、もう、
カルチャーショック、

今でこそ、新興国として、さかんにもてはやされていて
ハイスピードで発展もしていて
それでもまだまだの国なのに

2001年。
アジア経済危機の痛手も残る時期。

渡航の歳の注意事例をみると
タクシー強盗(殺害)の被害も多々。。。

ででででも。
凄く凄く凄く、

楽しかったのです。
何より、人が優しかった。
そして、友人たちは、熱かった。

宗教的背景なのか、地域の結びつきが強いのか
そもそも大学生の就職先として、公務やNPO/NGOが多いからなのか

皆、地域の社会問題に意識的で。
って、たまたま私の接した大学生たちがそうだっただけなのかもしれませんか。

それまで、無目的に生きてきた私は
あぁ人生とは、「世のため、人のため、自分のため」がいいな。
と思ったもので。

そんなこんなで今、
尊敬し、信頼する、友人が、
インドネシアのバンドゥンで活動していて

苦労もはかりしれませんが
その手づくり感、パイオニア感、注目され感といったら
半端ない。

一方で私、一昨年インドネシア語を習うも
思いっきり、半端に。。。

余談ですが、ちゃんとやってれば、今頃仕事で行けた可能性もあるのです。
でも、仕事で関わることになる社内の上の方が、
とても人間的に尊敬できる方ではないので、まっぴらごめんではあったのですけど。



まぁ、一言で言えば、
インドネシアが好きだし、
一番これまで関わりがある縁だし
一番友達がいる国だし
可能性もある国だし

ってことで、もっとぐいぐい行ってみたほうが
面白いんじゃないかって気がしてきました。



で、アイドル。
私、アイドルは、趣味で、
仕事やライフワークにするつもりは
余りなかったのですよね。


鑑賞して満足できるので。
何が何でもつくりたい、ステージの向こう側に行きたい
という気持ちはなかった。
自分の自己実現はむしろ、場づくりの方にあるなと思っていて。

でも一方で、
世の中が高度化すると、コミュニティにおける
イベントの重要性がより増すと感じていて

イベントには日常的なものと
非日常的な、祝祭的な、開放的なものがあると考えていて

そこにおいて、人々がみな
アーティスト、表現者として、
時間と場をつくり、楽しむ、ということは
人間にとって本質的だし、今後ますます求められていくのかなと。
商業的に、形式的に提供されるものよりも。

つまり、私が志向する、「手づくり」の暮らし
企業から、本来あるべき、楽しく、安全で安心な「手づくり」を取り戻す試み。
いうなれば、アイドルも、そうあってもいいのではないかなと。
無論、本人たちは、商業ベースに乗り、メジャーに行くことを望んでいるのでしょうけども。

そういう観点で言えば、インドネシアローカルアイドルというカルチャーが
今後どのような展開を見せるのかは、注目せねばと。

まずは、もう少しよりよく、知ることかな。
否、会いにいくことかな(笑

一方で、アキバの地下ドルが、
新興国ローカルアイドルと同じような存在なのかというと一寸違う気がします。
色々な要素が付随していたり、
高度に様々なものが入り組んだ、アキバならではの存在だと思いますが。

ちょっと商業に近すぎるところが
自分がなかなか前のめりになれないところなのかな。
無論、夢を追いかけていることは、とても尊いことですけども。