Heart on Wave

また暫く間が空きました。
2ヶ月半ぶりです。

近況として、
これまで、R35になれど、
いまだまーったく、生き方の
定まる様子のなかった私ですが

最近、ちょっとしたきっかけで
目指したい方向性のようなものが、
多少。

改めて、今後こちらのブログでは
自分の人生における

・「目的や目標」
・「Plan・Do・See」
・「気づきと学び」等々を、改めて。



少し整理を。
いや、少しじゃないですけど。
「いかに生きるのか」という問い。

これに対し、自分が
これまで、どう考えてきて、
これから、どうしていくのか。

まず、これまでは、何というか。
思考や行動の、衝動の源泉として
「変わりたい」というのが。
それも、今、すぐに。

今すぐ、今の自分ではない
もっと自分らしいと思える
もっと直接的に世の中の役に立っている
もっとイケてる自分になりたい。

例えば、これまで
いったいどのような選択肢が
頭に浮かんできたかと言えば

・ひとまず、現在勤めている会社は、
今すぐに辞めるか、辞めないにせよ、
現在の仕事に注入する時間も労力も
最小限にし、自分のやりたいことに
割く時間を最大化し、
その比率を逆転させていき
いずれは小さくとも自分が心から
納得できることで起業したい。

・まったくの異業界でなくとも、
もっと自分の興味があること、
もっとカッコイイ、ソーシャルな感じに
少しでも近い仕事に転職する。

・職種は変えずとも、もっと
ステータスや社会的評価が
感じられる会社に転職する。

・いっそ、地方にIターンでもして、
自治体職員やNPO職員、または
小さな会社の社員として、
収入は大きく下がっても
公益に近い、社会性の高い仕事をしつつ
自分にも人にも地球にも優しい、
心地よい暮らしにシフトする。

・仕事をどうするか明確なビジョンが
定まらずとも、とりあえず
金融商品投資、不動産投資、
ネット副業等で、
食べるに困らない状況を確立する。

・大学か大学院、資格の学校等に通い、
自分はこれだ!と言える分野を確立する。

・まだまだ伸び盛りで、
よりチャンスがある新興国に転職か、
留学する。

・とりあえず恋人をつくり、
いっそ結婚してしまい
自分を追い込む(笑)


パッと思いつくだけでもこんなところ
何とも気恥ずかしいですが。。

とにかく、現在の自分と環境に、
納得できていない。
だから、自分か環境を変えたい。
手っ取り早く、わかりやすいラベルを
自分に貼って、安心したい。

そして実際に、転職活動もして、
Iターンや就農も検討し
サステナブルな暮らしも学び、
大学にも、資格の学校にも、
新興国にもいってみて、
国内外の不動産投資や
ソーシャル投資まで検討して
ありとあらゆる婚活までしてみて(笑

でも、どれをやっても
しっくりこなかったんです。

始めた当初はどれも盛り上がるんです。
絶対モノにしてやろうと。

でも、ほどなくトーンダウン。
暫くして、迷いがでてきて。

本当にやる意味があるのか、
最優先でやることなのか
よりやるべきことがあるんじゃ。
などなど。

だからどれも、半端に。
どれをやってみても、
自分の明るい未来に、
着実につながっている気が、
全然しなくて。

そりゃそうですよね。
10年後、20年後どころか、1年後だって
何が起こるかわかりませんから。

違う業界に移ったって、
会社を変えたって、
地方に移ったって、
海外に行ったって
小金を溜めたって、
小さな副業をやったって
語学を身に着けたって、
学校や資格で知識を身につけたって

それをもって、
将来のどんな変化にも対応できるかって
無駄になることはないけど、
どれがベストかなんて。

だから、なんとなくどれも違う気が。
直感的に。



で、そんな煩悶する中、致知という
月刊誌の定期購読を始めて。

致知、がどんな雑誌かを説明するのは
少し難しいのですが

一言でいえば「人間学」の雑誌
前職の社長に勧められていたもの。
宗教とかでは全然ないです。

年間1万円ちょっとしますが
R35になり、社会人として
もう一つ上のステージに行きたい、
という気持ちもあり、思い切って。

で、これを、毎晩入浴時に、
一記事ずつ読むようにしたのですが
素晴らしい体験談ばかりなんです。

有名なスポーツ選手やアーティストから
経営者、研究者等をはじめ
有名ではなくとも何らかの分野で
何かを成されている方々。

高い志と目標を持ち、努力を続け、
齢を重ね、個人として、
また、組織の長として

長い時間をかけた末の、
成長と成果を実現されている先達の
生の声が、隙間なく詰まっていて、
年間一万円なんてすごく安いなって。

致知で取り上げられる方の多くは
やはり実績ある年配の方々で、
90歳以上の方も珍しくなくて

どにかく、皆さん、元気で、意欲的で、
情熱的で、最高にカッコイイんです。

私の方はといえばこれまで、
老後なんていかにラクするか、

何とか年金が受給できる年齢まで
組織にしがみついていたいけど
それも難しそうだから

定期収入のあるうちに、
金融商品でも不動産でも副業でも
スモールビジネスでも
なるべく早く積み上げて、

リタイア、とまで言わなくても
老後の心配がいらないくらいには
資産を築いて、安心できたら
というような気持ちが内心。

でも、致知の先達の皆さんは、
いくつになっても、
組織のリーダーとして必要とされ、
一線で活躍されていて

もちろん、老害になってはダメ。
でも、私の亡くなった両親が、
体が悪く思うように働けず
どうしても家にこもり
一人になりがちだったのを見ていた私は

あぁ、こうして、いくつになっても
生ある限り周りから必要とされて、
ハタがラクになるために、
力を発揮して、貢献して、
人の間で活躍できる人生っていいなって。


また、致知って、
人間学の雑誌というだけあって
家庭にせよ、上司や部下とにせよ、
経営者としてにせよ
様々な古典や、先達の経験にもとづいた

人といかに向き合っていくべきか
という命題への
多くの示唆を与えてくれるのですが

結局、どんな組織も、
人の集合体であって
仕事を動かすのも、人であって

人間関係の良否が、組織の良否に
そして、会社の良否になるんだなって。

人間関係のプロとして、
組織を適切に経営できるかは

時代や場所を問わず、
あらゆる組織に共通した課題であり

成功された方は、皆その面において
並々ならぬ努力と工夫をされていて。

であれば、経済的な組織人として、
生涯現役で人から必要とされ、
人の間で活躍していきたいのならば、

人間関係を極め、
時代や環境や制約条件に左右されず、
人を動かし、望む組織を
創ることができるようになれば

すなわち、
いつでも、どこでも、誰とでも、
強く、気持ちよく、美しい組織を
創ることができるようになれば

何歳になっても
どこででも、
どんな組織ででも

ずっと、必要とされ、
活躍できるんじゃないか
なんて気づきもあって。


それと、結局自分の場合、
なんの業界、
なんの職種だろうが

結局、問題意識は
自分のいる組織を

もっと誇りの持てる
もっと強く
もっと心地よく
もっと美しい

本当の意味で
居心地のいい場所にしたい
それだけなんじゃって。

だとすると、今の会社のように
何もやらされないけど
何でもやっていい会社って
実はチャンスだってことにも
気がついて。



そして、二つ目のきっかけ。
そんなことを考えていた矢先、
勤務先のトップから

デール・カーネギー・トレーニングセンター・ジャパン
デール・カーネギー・コース、スキル・フォー・サクセス
参加するよう指示がありました。

実は、私のチームには、二人の優秀な帰国子女の後輩がいるのですが
私が彼等の能力を中々生かしきれないことを見かねてのようで。

私の場合は、
土曜朝9時から12時半まで、全8回。
毎回みっちり本読みや、復習、プレゼン課題などがあって

当社からは、これまで部長級しか参加してこなかったのですが
話を聞くと、やっただけ力はつくが、準備は大変、というもので。

でも、致知を読み、うっすらそんなことを感じていた時でしたから
これは凄いチャンスかもしれない。
是非参加したいなと思いまして。

で、今日の午前中で、
3回目が終わったのですが
予想した以上に、遥かに、
このコースが素晴らしいんです。

このコースは、デール・カーネギーが、
その著書(以下例)

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

道は開ける 新装版

道は開ける 新装版

と講座を通じ、繰り返し説いてきた、人間関係の成功法則を

そのクラスの中で練習し、
日々の職場で応用し

その結果を持ち寄り、
スピーチして共有する、
というのが基本的な構成なのですけども

過去のたった二回、
ほんの数時間の学びと気づきだけで

皆さん大きく変わってるんです。
私の参加するクラスだけでも、
20代から50代まで20人ほどいるのですが

見た目や話し方が、
大きく変わったのはもちろんのこと
皆さんそれぞれに、職場で実践されて

明らかに周囲との人間関係に
大きな変化を起こし
確実に、仕事の成果につなげつつあるんです。

参加者の方々は、私から見たら、
皆さん立派な、素敵な方ばかり。

でも、それぞれに、
上司と、同僚と、部下との間に
課題やストレスを抱えていて。

それを、少しずつ
乗り越えてきているんです。
例えば、先週のテーマは

D.カーネギー
「人間関係の9つの法則」を使い、
職場の身近な人との
人間関係を改善する
というものだったのですが。
ここでその9つを挙げてみると

1.批判も非難もしない。不平も言わない。
2.率直で、誠実な評価を与える。
3.強い欲求を起こさせる。
4.誠実な関心を寄せる。
5.笑顔で接する。
6.名前は当人にとって、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない。
7.聞き手にまわる。相手にどんどん自分のことを話させる。
8.相手の関心を見抜いて話題にする。
9.重要感を与えるー誠意を込めて。

「人を動かす」は、有名ですよね
読まれた方も少なくないかと。

でも、知っていても、
日常全然できてないんですよね、私。

だからこそ、
意識的にやろうと
することが必要なようで。

参加者の皆さん一人一人からの
90秒スピーチ。
私も含め、皆何も特別なことは。

笑顔で話す。話しかける。さえぎらず
否定せず、耳を傾ける。話させる。

でも、そうした
小さな当たり前のチャレンジで

皆さん予想もしなかった
一見小さくとも
自身にとっては大きな新たな変化が。

勿論、私自身にも、身近な人間関係で
驚くような好ましい変化が起こりました。

「100年以上続く、人間関係の法則」を自負するだけあって
組織、職場、そして人間関係の、
本質をついているのかも、ですね。



前置きが大変長くなりました。
以上のような二つのきっかけを通じ
強く認識するようになったこと。それは

これまではずっと、組織の中で、
もっと自分を満たしたいが
その方法としては、
仕事より勉強を優先して
資格と肩書きを得ること

それでいて最低限の労力で
仕事でも高い評価は得たい
それが得られず自分が満たされないなら
組織を離れたい

そもそも煩わしい人間関係は嫌だから、できることならリタイアしたい

そんな自己中心的な、
非現実的な想いでしたが、

今の想いは、
人の喜びは、生涯人の間で、
親しみを持たれ、頼られ
人の役に立ち、
活き活きと活躍できることだなと。
自分もそうありたい。というもので。

そして、そんな風に
人の集団である、組織、で
活躍し続けるためには、

まず、人を動かすプロとして、
人間関係のプロ、を目指すべきだなと。

そのためには、
まずは自分から働きかける必要
自分を変える必要があるわけですが

成長を志向して
自分を変えることに
終わりなんてないんですよね

一年とか二年とか、
そういう短期的なスパンではなく
生涯をかけて、

自分の理想とする境地に
近づくべく、高みを目指し続ける

一生成長を志向し、
一生をかけて極めよう。

つまり、一生仕事を通じて、
自分を磨き続けよう、

そして、一生周りの人の役に立ち
必要とされる人生を目指そう。

そう考え至ると
会社なんてどこでもいい、というか
今の会社は本当に恵まれているなと
また目先のプレッシャーも皆無に

会社の中で起こること、
全てに前向きに取り組めるようにもなり

また社内の人間関係にも
とても前向きになり

率直に、
人生がとっても楽になりました。
まとめると

・自分は何を目指し、
どう生きたいのかが、
ずっと曖昧だったが、
結局は経済的組織人として
一流を目指したいのだということ。

•一流の組織人とは、
いつでも、どこでも、誰とでも、
強く、気持ちよく、美しい
そんな組織を創ることができるリーダー。
その能力があれば、
時代や環境や制約条件に左右されず
一生活躍できる。

・畢竟仕事は組織の中、
人と人の中でするものだから
組織創りを志向するならば
最も基本的で、重要なのは、
人と関係を築き、人を動かしていく
意識と努力。

・その道には、目先の
短い時間軸でではなく
例えばR85までとか、50年かけてでも
自分だけのライフテーマとして
誰と比べるでもなく、
自分の中の、より高いところを目指し
取り組み続けること。


これまで、多くの時間を
自分がどの分野のプロになりたいのか
その思案に費やしてきました。
不動産、建築、財務、経営、英語、海外某国、等々。

でも、いずれも短視眼的で、
長期的なビジョンがなく
途中で道に迷い、
半端に終わりました。

これらの専門性を
伸ばしていくことも必要。
ただし、それらは活用すべき
スキルやリソースであって。

スキルやリソースなどのパーツが
どれだけすぐれていても

パーツを動かすエンジンに相当する
人間力の部分が、
十分なエネルギー、柔軟性、調整力を
持っていなければ

それらのパーツが、上手くつながり
外部環境に対応しながら
最大限に活用されることはないわけで。

ベースとなる、
人間関係、
コミュニケーション、
組織経営に関する力

すなわち「人間力」の重要性を
よく認識した上で、

これらのプロとして
また、経済的組織人、
そしてリーダーとして、
一流を目指していきたいと思います。

こんな風に思えるようになったのは
色々工夫したのが奏功し
体調がかなり改善してきたのも
大きかったり。
まぁ、そのことも、また。

これからも、
つれづれ思いつくままではありますが

日々の
目標、課題、計画、省察、学び等々を、
こちらに綴らせていただければと思います。

また引き続き、
稚拙な思想と駄文が続きますが
ご寛容いただければ幸いです。

もし、私の友人知人の中に
共感してくださる方がいて

一緒に成長を志向して、
ともに目標を共有して

顔晴ろうと仰ってくださる方があれば
ぜひ一緒に何かしていきましょう。

ではでは、三連休の初日も、
もう半分以上過ぎてしまいましたが

まだまだ今日の残された時間を
大切に活用して

昨日より1mmでも
成長した自分になれるよう、
努力したいと思います。